kiwamiです。
今回は「ツイートに位置情報を追加するとどうなるのか?住所がバレるのか?」と言う事でご紹介します。
なかなか怖くて実験もできないことだと思うので、代わりにやってみました。
目次
ツイートに位置情報を追加するとどうなる?住所がバレる?
Twitterには「ツイートに位置情報を追加する」という機能があります。これをオンにしていると、ツイートに位置情報を追加する事が出来ます。
スマホのマップアプリなどを使っていると分かりますが、GPSでの位置情報取得の正確さはかなりスゴいです。だいたい数メートル以内の誤差に収まりますから、それがツイートに付与されてしまうとなると、ちょっと問題がありそうです。
以下で実際のところを検証していますので、ご参照下さい。
①ツイートへの位置情報の追加はどう行う?
PCの場合
ツイートの画面です。下に「場所」という項目があるのでこれをクリックします。
場所の候補が出てくるので選択しましょう。
今回は東京都千代田区のタグを付けました。
投稿したツイートです。右上のご注目。
位置情報のマークがありますね。
ツイートをクリックすると「東京 千代田区」というタグが表示されています。
iPhone&Androidの場合
上の画像はiPhoneの画面ですが、Androidでも同じです。
ツイートの際、左下に表示される位置情報マークをクリックすると・・・
今いる場所の候補が出るので、選択をします。
ここでは「日本」というタグを追加します。
「日本」という位置情報が追加されたツイートが送信出来ました。
また、スマホ版で今いる場所を選択するときに、「正確な情報を共有」というボタンがありますが、これをオンにすると住所がバレます。特に理由がなければオンにしないようにしましょう。
②ツイートに追加される位置情報は「タグ」という形で「地域」で分類される。ハッシュタグの様なもの
上のツイートに「東京 千代田区」というタグがついているので、クリックしてみます。
すると上の様に、同じく「東京 千代田区」のタグが付けられたツイートが表示されました。
つまりTwitterの位置情報は「場所というタグ」の事なのです。基本的には住所がバレることはなく、「東京 千代田区」という位置情報は「#東京千代田区」というハッシュタグと同じ意味という事になります。
ただし、①で書いた様に、スマホ版で「正確な位置情報を共有」にするとダメです。住所がバレます。
③「正確な位置情報を共有」するとヤバい
①でも②でも書きましたが、スマホ版でツイートするときに「正確な位置情報を共有」をオンにすると住所がバレます。スマホのマップを見たときに自分の位置が表示されますが、あれと同じ情報がツイートに追加されます。
恐らく以前Twitterでは公式アプリのからその位置情報を知る事が出来たのだと思いますが、今は分からない様です。
「正確な位置情報を共有」しても、Twitter上からはその人のいる位置を知る事は出来ません。ツイートから位置情報が分かる事の危険性をTwitterが把握して、その機能をなくしたのでしょうか?(その割には正確な位置情報を追加できてしまいますが)
ですがツイート自体には位置情報が追加されています。そしてその情報は外部のサービスを使う事で分かってしまいます。
[正確な位置情報を共有] ボタン (Twitter for iOS バージョン 6.26以降およびTwitter for Android バージョン 5.55以降で利用可能) をオンにすると、正確な位置情報 (緯度と経度) がツイートに関連付けられ、API経由で検索できるようになります。(via・Twitter)
たとえば「ちずツイ」というサービスです。このサービスを使えば、地図上に「この辺りで最近ツイートをした人」を検索する事が出来ます。
【関連】ツイートの位置情報を取得して地図上に表示するサイト「ちずツイ」
ちずツイでは「特定のこのツイートの位置情報を知りたい」という事も、やろうと思えば可能です。
以上のことは危険なことにも繋がる可能性があるので、「正確な位置情報の共有」をすることはオススメできません。