【串かつだるま】店頭の人形は誰?だるま大臣のモデルを調べてみた!

大阪の街を歩いていると、必ずといっていいほど目にする串かつだるまの店頭にいる、あのインパクト大なおじさんの人形!

「あの人形、いったい誰がモデルなんだろう?」って気になったことはありませんか?

わたしも大阪に住んでいて、いつも気になっていたんです。

そこで今回は、だるま大臣人形の正体について調べてみました!

だるま大臣人形のモデルは上山勝也会長

串かつだるまの各店舗に置かれている、あの印象的なだるま大臣人形のモデルは、株式会社一門会の代表取締役社長兼会長である上山勝也さんなんです。

上山勝也会長は1961年生まれで、現在串かつだるまを運営している会社のトップです。

店頭にある人形は、ただの飾りじゃないんです!

実は動きます、そして喋ります

目とアゴが飛び出るという、かなりインパクトの大きな仕掛けになっているんですよ。

「二度漬け禁止ソースはかけて食べてや」なんて、時代に合わせて喋る内容も変わっているそうです。

細かなところまで気を配っているのが、いかにも大阪らしい心遣いですよね?

ネット上では「あの人形、夜中に見ると怖い」なんて声もちらほら見かけます。

でも実際は、お客さんを楽しませたいという温かい気持ちから生まれた人形なんです。

人形誕生の背景にある赤井英和との深い絆

だるま大臣人形が生まれたきっかけには、「浪速のロッキー」として知られる赤井英和さんとの深い関係があります。

実は上山会長と赤井英和さんは、浪速高校ボクシング部での先輩後輩の関係だったんです。

2001年に串かつだるまが閉店の危機に陥った際、常連客だった赤井英和さんが後継者として上山会長を推薦したのが、すべての始まりでした。

当時の上山会長は石油卸売会社の副部長として働いていて、家のローンもある状況。

ホントは断りたいところだったけれど、憧れの先輩からの頼みということで引き受けたそうです。

💡だるま大臣人形は赤井英和さんからのお祝いプレゼントが始まり

そして人形の誕生秘話がまたすごいんです!

新店舗のお祝いの席で、赤井英和さんから上山会長の人形を作ろうという話が出たのがきっかけ。

「赤井さんを笑わせたい」という思いから、等身大の人形を作ることになったんです。

まさに友情から生まれた人形だったんですね。

「赤井さんのおかげで今の串かつだるまがある」という感謝の気持ちが、この人形には込められているんです。

道頓堀の巨大だるま大臣は2億円プロジェクト

2020年12月には、道頓堀にとんでもない巨大だるま大臣人形が登場しました!

全長12メートル、重さ20トン、設置費用はなんと2億円という一大プロジェクトです。

この巨大人形、ただ大きいだけじゃないんです。

360度回転する機能まで付いているんですよ!

🔧巨大人形の詳細スペック
1. 高さ12メートル(台座含む)
2. 横幅4メートル
3. 重さ20トン
4. 360度回転機能
5. 専用ライトアップ設備

道頓堀の5階建てビルの屋上に設置されて、大阪ミナミの新たなランドマークとなっています。

グリコの看板と並んで、観光客の撮影スポットとしても大人気なんだそうです。

「串かつのルール『二度漬け禁止』と、ミナミの街の安全を回転しながら見守っている」なんて粋な演出もあるみたいです。

でも一方で「2億円は高すぎるんじゃない?」という声もあるようですが、話題性や観光への貢献を考えると、十分価値のある投資だったのかもしれませんね。

上山勝也会長のプロフィールと串かつだるま継承の物語

人形のモデルである上山勝也会長について、もう少し詳しく見てみましょう。

上山勝也会長の基本プロフィール
・生年月日:1961年
・出身地:大阪市生野区
・出身校:浪速高等学校(ボクシング部)
・現職:株式会社一門会 代表取締役社長兼会長

串かつだるまは1929年(昭和4年)に大阪新世界で創業した老舗です。

当初は肉体労働者向けの小さな個人商店として始まり、90年以上の歴史を持つんです。

上山会長が継承したのは2001年11月のこと。

それまでは石油販売会社で副部長として働いていて、まったく違う業界からの転身でした。

でも継承後の成長がすごいんです!

現在では「串かつだるま」14店舗、「だるまきわ味」2店舗まで拡大して、海外出店も果たしています。

「串かつを大阪名物にする」という目標を掲げて、女性層やファミリー層の取り込みにも成功。

店舗をガラス張りにして中の様子がよく見えるようにするなど、従来の串かつ店のイメージを変える工夫もされています。

ネット上では「上山会長の経営手腕はすごい」という評価も多く見られます。

実際に、閉店寸前だった串かつだるまをここまで成長させるのは、並大抵のことじゃないですよね。

大阪の象徴となっただるま大臣人形

調べてみて分かったのは、串かつだるまの人形には深い物語があったということです。

単なる客寄せの人形ではなく、友情と感謝の気持ち、そして大阪愛が込められた特別な存在だったんですね。

上山勝也会長をモデルにしただるま大臣人形は、今や大阪観光には欠かせないシンボルになっています。

赤井英和さんとの友情から始まった串かつだるまの物語を知ると、あの人形を見る目も変わってきませんか?

次回大阪を訪れる際は、ぜひだるま大臣人形と一緒に写真を撮って、この素敵なエピソードを思い出してみてくださいね!