有名な551蓬莱の「551」って何?店舗展開や会社の歴史も一緒に調べてみた

関西の豚まんといえば「551蓬莱」!

でも、あの「551」って数字にはどんな意味があるんでしょうか?

実は単なる数字じゃなくて、創業当時のエピソードや会社の想いが込められているんです!

店舗数や公式の見解も含めて、わたしが詳しく調べてみました!

551蓬莱の「551」は創業当時の電話番号だった

551蓬莱の「551」の意味について、まず最初に驚く事実をお伝えします!

551蓬莱の「551」は、創業当時の店の電話番号が「551」だったことが由来なんです。

具体的には、創業当時の本店の電話番号が「54-551番」だったことから、この下三桁の「551」を店名に採用したんですね。

でも、ただ電話番号を使っただけじゃありません!

💡「味もサービスもここがいちばん」の想いも込められている

551という数字には、「味もサービスも”ここ(55)”が”いち(1)”ばんを目指そう!」という会社の目標も込められているんです。

つまり、「ここ(55)がいち(1)ばん」という語呂合わせで「ここがいちばん」という意味になっているんですね!

ネット上では「なるほど!そういう意味だったのか」という声が多く見られます。

確かに、単なる電話番号じゃなくて、しっかりとした企業理念が込められているのは素晴らしいことですよね!

また、当時の社長が吸っていたタバコの銘柄「ステートエクスプレス555」の数字もヒントになったというエピソードもあります。

数字なら万国共通で誰でも簡単に覚えられるし、見た目のバランスも良く、音の響きも悪くないという理由で採用されたそうです。

551蓬莱の店舗数は関西圏に50店舗以上

551蓬莱の店舗展開について詳しく見てみましょう!

551蓬莱は関西圏に50店舗以上のテイクアウト、イートイン店舗を展開しています。

さらに、中華レストランとしての店舗も5店舗運営しているんです。

🔧主要駅・空港の店舗情報
1. 新大阪駅
2. 大阪駅
3. 大阪国際空港(伊丹空港)
4. 関西国際空港

これらの主要な駅や空港にも店舗があるので、関西を訪れる観光客の方も気軽に購入できるようになっています。

特に百貨店などのテナントに入居している場合は、出入口近辺や地階店舗なら階段近辺に出店していることが多いんです。

これは企業戦略として、お客さんがアクセスしやすい場所を選んでいるからなんですね。

ただし、関西圏外には常設店舗を展開していません。

期間限定で各地の百貨店などの催事会場での販売や、オンラインショップでの購入は可能になっています。

一方で「関西に行かないと買えないのが残念」という声もあるようですが、それでも催事やオンラインショップがあるのは嬉しいですよね!

実は3つの会社に分かれている蓬莱グループ

ここで意外な事実をお伝えします!

実は「蓬莱」という名前の会社は、現在3つに分かれているんです。

1964年から創業メンバー3人により別々の会社として、株式会社蓬萊(551蓬萊)、株式会社蓬萊本館、株式会社蓬萊別館の3社に分かれているんです。

3つの蓬莱会社の特徴
・株式会社蓬萊(551蓬萊):手包みの作りたて豚まんを販売
・株式会社蓬萊本館:冷凍品の製造・販売も行う
・株式会社蓬萊別館:別事業を展開

このような分割は「のれん分け」と呼ばれる形で行われました。

現在、豚まんを製造販売しているのは551蓬萊と蓬萊本館の2社で、特に多数のテイクアウト店を直営している551蓬萊が一般的には有名です。

単に「蓬莱」または「551」といえば551蓬萊を指す場合が多いのはそのためなんですね。

ちなみに、冷凍の豚まんは551蓬萊では扱っておらず、「蓬萊」ブランドで販売されている冷凍品は蓬萊本館の製品なんです。

551蓬萊では各店で手包みによる作りたてのものを販売することにこだわっているからなんですね。

1日15万個の驚異的な販売数を誇る人気ぶり

551蓬萊の人気ぶりを示す驚きの数字をご紹介します!

551蓬萊の豚まんは、なんと1日あたり15万個も売れているんです!

この数字がどれだけすごいかというと、首都圏を中心に160店舗を展開する崎陽軒のシウマイ弁当の売り上げが2万6000食なんです。

シウマイが5個入っているから5倍しても13万個で、それに対して551蓬萊は61店舗しかないのにこの売り上げなんですから、本当に驚異的ですよね!

さらに面白い比較をすると、京都を訪れる1日あたりの観光客数が15万6000人で、551蓬萊の豚まん売り上げ数とほぼ同じなんです。

つまり、京都の神社仏閣にいる観光客全員が豚まんを1個ずつ食べているような計算になります!

関西圏外にも愛好家が多く、関西を訪れるたびにお土産として買い込む光景もよく見られるそうです。

ネット上では「関西に行くたびに必ず買って帰る」「冷めても美味しいから最高」といった声が本当に多いんです。

確かに、これだけ多くの人に愛され続けているのには理由があるんでしょうね!

電話番号から生まれた数字に込められた企業の想い

551蓬萊の「551」について調べてみると、単なる数字以上の深い意味があることがわかりました!

創業当時の電話番号「54-551番」から生まれた「551」という数字には、「味もサービスもここがいちばん」という企業の想いがしっかりと込められています。

そして、関西圏50店舗以上の展開で1日15万個という驚異的な販売数を誇る人気ぶりは、まさにその想いが実現されている証拠といえるでしょう。

3つの会社に分かれていても、それぞれが「蓬莱」の名前を大切に守り続けているのも素晴らしいことですね!

次回関西を訪れる機会があったら、ぜひ551蓬萊の豚まんを味わって、その「ここがいちばん」の想いを感じてみてください!