【Safari】履歴削除で見られたくない検索をバレないようにする方法!

スマホを家族や友人に貸した時、「もしかして検索履歴を見られてしまうかも…」と不安になったことはありませんか?

Safariには閲覧履歴や検索履歴がしっかり保存されているので、何も対策をしていないと他人に見られてしまう可能性があります!

でも大丈夫です。

履歴を完全に削除する方法や、そもそも履歴を残さないプライベートブラウズの使い方など、バレないための対策がちゃんとあります。

今回はSafariの履歴を削除して、見られたくない検索をバレないようにする方法について詳しく調べてみました!

Safariの履歴が他人に見られてしまう危険なケース

まずは、どんな時にSafariの履歴が他人に見られてしまうのか確認しておきましょう。

💡一番多いのは、スマホを直接触られた時に履歴画面を見られてしまうケースです。

SafariやChromeには検索履歴やアクセス履歴が自動的に保存されています。

他人や家族がiPhoneを直接触って「履歴」画面を見ると、すぐにバレてしまうんです。

また、タブが開いたままになっていたり、検索欄をタップすると候補が出るのも要注意です。

iCloudで家族とSafariのデータを共有している場合

ファミリー共有や同じApple IDを使っている場合、検索履歴やブックマーク、タブ情報が他のデバイスと同期されます

たとえば、自分のiPhoneで検索した履歴が、家族のiPadやMacのSafariでも見れる、ということが起きてしまいます。

Googleアカウントにログインしている場合

Googleで検索している場合、Googleアカウントに検索履歴が残ります。

同じアカウントを他の人の端末(PCやタブレット)でも使っていたら、履歴が共有される可能性があります。

ネット上では「プライベートブラウズを使っていても、タブが残っているのを忘れてヒヤヒヤした」といった声もあります。

実際に、何も対策をしていないと思わぬところから履歴がバレてしまう可能性があるんですね。

履歴を完全に削除する方法

それでは、Safariの履歴を完全に削除する方法を見ていきましょう。

💡設定アプリから一括で削除する方法が一番確実です。

🔧設定からSafariの履歴を削除する手順

1. 「設定」アプリを開く

2. 「アプリ」をタップ(iOS 17以前は直接「Safari」)

3. 「Safari」をタップ

4. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ

5. 消去する期間を選択して「履歴を消去」をタップ

この方法なら、閲覧履歴、Cookie、キャッシュがすべて削除されます。

ただし、自動入力の情報は変更されないので注意が必要です。

Safari内から期間を指定して削除する方法

🔧Safari内から履歴を削除する手順

1. Safariアプリを起動

2. 右下のブックマークアイコンをタップ

3. 右上の時計アイコン「履歴」をタップ

4. 右下の「消去」をタップ

5. 削除したい期間を選択(直近1時間、今日、今日と昨日、すべて)

この方法なら、必要な履歴は残しつつ、特定の期間だけ削除することができます。

個別のサイトを削除したい場合は、履歴一覧で削除したいサイトを左にスワイプして「削除」をタップすればOKです。

一方で、「履歴を削除しても、完全に消えているか不安」という声もあるようですが、それでも通常の使用においては十分な対策になります。

プライベートブラウズで履歴を残さない使い方

履歴を後から削除するよりも、そもそも履歴を残さない方法もあります。

💡Safariの「プライベートブラウズ」を使えば、履歴が一切残りません

プライベートブラウズモードでは、WEBページの閲覧履歴や検索エンジンを利用した履歴がSafariに記録されません。

iCloudにも反映されないため、同じApple IDでサインインした他のiPhoneやMacと閲覧情報を共有することもありません。

🔧プライベートブラウズを使う手順

1. Safariの右下にあるタブアイコン(四角が2枚重なったボタン)をタップ

2. 左下の「プライベート」をタップ

3. アドレスバーが黒または暗い色に変わったら設定完了

プライベートブラウズを使っている時は、アドレスバーが黒または暗い色で表示されるので、一目でわかるようになっています。

プライベートブラウズの注意点

ただし、プライベートブラウズにも注意点があります。

通常モードへ戻っても、プライベートブラウズモードで開いたページ(タブ)はそのまま残っていることです。

つまり、再び「プライベート」ボタンをタップすると、前回開いていたページが表示されてしまいます。

プライベートブラウズは、確かに閲覧履歴や検索履歴を残しませんが、それはページを閉じた時の話です。

ページを閉じるかSafariを完全に終了しない限り、履歴情報やサイトにログインしている情報は生きているのです。

ネット上では「プライベートブラウズにしておけば安心だと思っていたけど、タブが残っていて焦った」といった体験談もあります。

実際に、完全にプライバシーを守るには、閲覧後にタブを閉じる操作も必要なんですね。

バレないための追加対策

履歴の削除とプライベートブラウズ以外にも、バレないための対策があります。

💡iCloudのSafari同期をオフにすることで、他のデバイスとの共有を防げます

🔧iCloudのSafari同期をオフにする手順

1. 「設定」をタップ

2. Apple ID(自分の名前)をタップ

3. 「iCloud」をタップ

4. 「Safari」をオフにする

この設定により、他のApple端末との同期を防ぐことができます。

検索候補の表示をオフにする

Safariの検索では、過去にアクセスしたサイトやブックマークに基づいて、検索候補を推測する機能があります。

これも便利ではありますが、過去に訪問したサイトを知られる要因にもなり得ます。

🔧検索候補をオフにする手順

1. 「設定」をタップ

2. 「Safari」を選択

3. 「Safari検索候補」と「トップヒットを事前に読み込む」をオフ

また、「よく閲覧するサイト」の表示もオフにしておくと安心です。

設定の「Safari」から「よく閲覧するサイト」のスイッチをオフにしましょう。

キーボードの予測変換をリセットする

iPhoneで文字を入力すると、過去に入力した文字が候補として表示されます。

キーボードの変換学習機能をリセットすれば、過去に入力した単語から予測される候補を初期の状態に戻すことができます

🔧キーボードの変換学習をリセットする手順

1. 「設定」をタップ

2. 「一般」をタップ

3. 「リセット」をタップ

4. 「キーボードの変換学習をリセット」を選択

これで、すべての変換履歴が削除されます。

「検索候補が勝手に出てきて困っていたけど、設定でオフにできるのは知らなかった」という声もあるようですが、これらの細かい設定も合わせて行うことで、より安心してスマホを使えるようになりますね。

プライベートブラウズと履歴削除を使い分けるのがおすすめ

今回調べてみた結果、Safariの履歴を見られたくない場合は、状況に応じて複数の対策を組み合わせるのが効果的だとわかりました!

普段使いには通常モードで、プライベートな内容を調べる時だけプライベートブラウズを使い分けるのがおすすめです。

プライベートブラウズを使うと履歴が残らなくなり、自動入力が行われなくなるので、利便性は下がってしまいます。

よく使うサイトで毎回IDとパスワードを入れてログインし直すのは、ちょっとしんどいですからね。

定期的に履歴を削除したり、iCloudの同期をオフにしたりといった基本的な対策と、プライベートブラウズの使い分けで、安心してSafariを使うことができます。

特に家族とデバイスを共有している場合や、スマホを人に貸すことが多い場合は、これらの対策を覚えておくと安心ですよ!