Twitterの世界は広い・・・。
自分の興味がある分野をちょっと離れてみると、そこには今までとはまったく違う文化があったりします。
衝撃だったのは「FF外から失礼します」という謎のメッセージ。
いや、意味は初見でもなんとなく分かったんですが、Twitterのコミュニケーションそういう独自の進化を遂げたのか・・・とかなりのインパクトを受けたことを覚えています。
このページでは、そんな「FF外から失礼します」について調べてみました。
目次
「FF外から失礼します」の意味
暗号みたいな「FF外から失礼します」ですが、これは、
という意味です。
ごめんください。お邪魔します。
みたいなノリです。
なんじゃそりゃーTwitterにそんな独自のマナーがあったのか?
なんて感じる人もいるかと思うのですが 、一部ではこれが意外と定着していたりもするのです(一部では、というのがポイント)。
「FF外から失礼します」の歴史。いったいいつからあるのか?
「FF外から失礼します」のメッセージはいつからあるのか?と調べてみると、だいたい以下の様な事が分かりました。
- 「FF外から失礼します」という言葉自体は2012年くらいからあった。
- みんながよく使いはじめるようになったのは2017年夏くらいから(話題となり賛否両論で盛り上がった)。
ぼくが「FF外から失礼します」を認識し始めたのは、たぶん2017年夏くらいでしょうか。賛否両論で盛り上がっていたのを覚えています。
そのときは「ギャグで言ってるのかな?」と思ったのですが、最近はどうやらそうでもないみたいです。
最初は「FF外から失礼します」をユーザーもいたのですが、今は「それが成立する空間」でだけ使われているような印象です。たまに有名人へのリプライでは見かけますが。
フォローしている人の属性によっては全く見かけないかも知れません。
「FF外から失礼します」は必要なのか?(「はじめまして」とかでいいかも問題)
ネットのオープンな空間の中で公開されているアカウントに対しての「おじゃまします(FF外から失礼します)」は本当に必要なのか?と疑問に感じる方もいると思います。
独自の進化を遂げたネットマナーに対して違和感や拒絶反応を示す人もいるでしょう。
「FF外から失礼します」が必要なのかどうか?は相手に合わせて考えるしかなさそうです。
「とりあえず言っておけば失礼がないだろう」というワケでもなく、人によっては「FF外から失礼します」を嫌がる人もいるはずですから、難しいところです。
けっして、Twitter上の「マナー」として広く定着しているというワケではありません。
「FF外から失礼します」が定着している界隈でなければ普通に「はじめまして」でいいんじゃないかという意見もあります。
FF外ということは初対面なので、初対面の相手に「通じるかどうか分からないネット用語」をいきなりぶつけるのも失礼かも知れません(「FF外から失礼します」を言うかどうかを礼儀の問題とするのなら)。
英語ではなんと言う?そもそも海外では「FF外から失礼します」って言うの?
調べてみたのですが、どうやら海外には「FF外から失礼します」にあたるやりとりはないようです。言うとしても普通に「はじめまして」とか「こんにちは」などの挨拶なのではないでしょうか。
ちなみに2017年には、この「FF外から失礼します」が日本独自の文化として海外のメディアに取り上げられています。
「FF外から失礼します」についてその他の話題
ファイナルファンタジーとの関係性
ファイナルファンタジーとはまったく関係ありません。
ちなみにぼくの地元ではファイナルファンタジーを「FF」ではなくて「ファイファン」と言っていました(それが全国的には浸透してない、むしろバカにされると知って「FF」に矯正しましたw)。
別バージョン
「FF外から失礼します」の別バージョンとして、
- フォロー外から失礼します。
- 検索から失礼します。
などがありますが、少数派のようです。
さらに進化して
- F外失
という場合もあるようです。これは言うまでもなく「FF外から失礼します」の略です。ナメてる感じがしますw
Twitter以外では言わないのか?
Twitterほど浸透してはいませんが、Instagramでも「FF外から失礼します」を使う人はいるようです。Twitterでそれに慣れきった人はInstagramでも違和感なく使うのかも知れないですね。
まとめ
僕はこの「FF外から失礼します」を使ったことはないですし、使われたこともないです。
恐らく今後も使うことはないでしょうが、「リプライを飛ばしたい相手が他の人に対して“FF外から失礼します”を使っているのを見た」という条件付きで、もしかしたら使うかも知れません。
うーんでも、やっぱり、「はじめまして」とかにするかも知れないですねw