運転中にスマホをちらっと見ただけでも違反になるって、ホントなんでしょうか?
最近、運転中のスマホ使用に対する取り締まりがすごく厳しくなっていて、「何秒見たら違反になるの?」「どこからがアウトなの?」といった疑問を持つ人も多いはず!
実は、2019年の法改正でながらスマホの罰則が大幅に厳しくなったんです!
今回は、運転中のスマホ「注視」の基準や罰則について、詳しく調べてみました!
運転中のスマホ「注視」基準は2秒が目安
運転中のスマホ注視について、多くの人が知りたいのは「何秒見たら違反になるのか」ということですよね!
道路交通法では明確に「何秒以上で違反」という規定はありませんが、一般的に2秒以上は危険とされています!
この2秒という基準は、運転者が前方から目を離すと事故につながる可能性があるためなんです!
でも、ここで注意したいのは、2秒未満であれば安全ということではないということ!
💡警察官の判断で違反が決まることもある
実際の取り締まりでは、警察官は具体的な秒数を計らずに違反を告げることがあります!
つまり、「2秒以内だから大丈夫」と思っていても、運転中にスマホを見ている行為自体が違反とみなされる可能性があるんです!
カーナビの画面を注視したり操作したりすることも、同様に道路交通法違反の「ながら運転」に該当します!
ネット上では「一瞬なら大丈夫だと思っていた」という声もよく見かけますが、実際にはそんなに甘くないようです!
運転中の画面注視は、時間の長さよりも「注意が散漫になる行為そのもの」が問題視されているんですね!
具体的な違反行為と罰則の内容
運転中のスマホ使用による違反は、大きく2つのパターンに分かれています!
🔧携帯電話使用等(保持)違反の内容
1. スマホを持って通話する
2. スマホの画面を注視する
3. カーナビの画面を注視する
危険が発生しなかった場合でも、これらの行為は「携帯電話使用等(保持)違反」となります!
罰則は6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金で、反則金は普通車の場合18,000円、違反点数は3点!
💡事故を起こした場合はさらに重い処罰
運転中にスマホなどを使用し、通話や画像注視した結果、交通事故等を起こして交通の危険を生じさせた場合は、「携帯電話使用等(交通の危険)違反」となります!
罰則は1年以下の懲役または30万円以下の罰金で、違反点数は6点(一発免停)!
この場合は反則金制度の対象外となり、すべて罰則の対象となってしまいます!
「事故までは起こしていないから軽い処罰だろう」と思っている人もいるかもしれませんが、通常の違反でも結構重い処罰なんです!
実際に違反で捕まった人の話を聞くと、「反則金18,000円は痛い出費だった」という声が多いようです!
実際の取り締まりではどう判断されるの
実際の道路では、どのような状況でながらスマホ違反として取り締まりが行われているのでしょうか?
警察庁の調査によると、携帯電話使用等に関わる交通事故件数は全国で2,790件起きており、5年前と比べるとおよそ1.4倍となっています!
特に直線路でながらスマホによる事故が多く発生しているのが現状!
💡信号待ちでの使用は違反対象外
道路交通法では「当該自動車等が停止しているときを除き」とあるように、信号待ちなどで停止しているあいだにスマホやカーナビを注視・通話する行為は、禁止対象になっていません!
つまり、完全に停車している状態であれば、スマホを使用しても違反にはならないということです!
ただし、一時停止や徐行中の使用は違反対象となるので注意が必要です!
✅取り締まりで注意される主なケース
・運転中にスマホを手に持っている
・画面を見ながら運転している
・通話しながら運転している
・カーナビを操作している
一方で、「取り締まりが厳しすぎる」という意見もあるようですが、それでも事故防止のためには必要な措置だと考える人が多いのも事実です!
実際に、罰則強化後は携帯電話使用等に関する交通事故件数が大幅に減少していることからも、一定の効果は出ているようです!
ながらスマホを防ぐための対策
それでは、ついやってしまいがちなながらスマホを防ぐには、どのような方法があるのでしょうか?
🔧基本的な対策方法
1. スマホの電源を切る
2. ドライブモードに設定する
3. バッグの中など手の届かない場所にしまう
4. ハンズフリーキットを使用する
車の運転中はスマホの電源をオフにするか、ドライブモードに設定して音が鳴らないようにするのが最も確実!
Bluetooth機能でスマホと接続して使うハンズフリーキット(スピーカータイプ)なら、車の運転中でも道路交通法違反にならずに通話が可能です!
💡ながら運転防止アプリも活用できる
最近では、「ながら運転防止アプリ」をインストールしておくと、スマホに気をとられずに運転できるようになるサービスも登場しています!
例えば、時速20kmを超えるとスマホの操作を制御する仕組みのアプリなどがあります!
また、AI搭載ドライブレコーダーの中には、ドライバーの顔の角度や動作によってながら運転を検知し、アラートを出してくれるタイプのものもあります!
「アプリで制御されるのは不便」という声もありますが、実際に使ってみると「運転に集中できるようになった」という人も多いようです!
何より、18,000円の反則金や免停のリスクを考えると、事前の対策をしておく価値は十分にありますよね!
スマホ注視の基準を知って安全運転を心がけよう
運転中のスマホ注視について調べてみると、明確な「何秒以上で違反」という基準はないものの、一般的に2秒以上は危険とされていることがわかりました!
でも、2秒未満であれば安全ということではなく、警察官の判断で違反となる場合もあるのが現実です!
2019年の法改正で罰則が大幅に厳しくなり、通常の違反でも反則金18,000円・違反点数3点、事故を起こせば一発免停という重い処罰が待っています!
「ちらっと見るだけなら大丈夫」という甘い考えは捨てて、運転中は絶対にスマホを触らないという意識を持つことが大切ですね!
ドライブモードの活用やハンズフリーキットの使用など、できる対策から始めて、安全で快適なカーライフを送りましょう!