kiwamiです。
今回はちょっとビックリな話。Twitterを通じて著作権侵害を報告すると、自分の住所や名前などの個人情報がまるまる相手にバレてしまうというのです。
それってめちゃくちゃ怖いんですが、一体どういうことなのでしょうか?
目次
Twitterで通報をすると個人情報がバレる?
Twitterの通報の中には「個人情報が相手にバレるもの」があります。
→リンク
上のリンクから飛べる「著作権侵害について報告する」のフォームがそうです。
このフォームには上の様に個人情報を記入するところがあります。これを記入して報告を先に進めるのですが、その結果どうなるかと言うと、著作権侵害をしている相手に自分の個人情報が伝わります。
例えばあなたがAさんを著作権侵害だと通報したい場合、上のフォームを使うと、記入した個人情報が全部相手にメールで報告されます。ビックリです。
なぜ個人情報が相手(著作権侵害をしている相手)に伝わるのか?
Twitterはアメリカの会社ですが、これは日本とアメリカの文化の違いの様なものが関係しているらしいです。上のフォームは「Twitterへの報告フォーム」というよりも「著作権侵害をしている相手に警告(主張)をするフォーム」と言った方がいいそうです。
ですから普通アメリカでは、このフォームを使う時は弁護士に頼んでやってもらうらしいです。
上の様に、フォームにも「正式な代理人」という選択肢があります。
ですから多くの日本人ユーザーによって、このフォームは自分の考えている用途とは違うものになっているのではないでしょうか。
日本人の感覚で言えば、「このフォームでTwitterに通報すれば、TwitterがTwitter上で裁きを与えてくれる(凍結)」くらいの感じだと思います。ですがこのフォームの実際の意味は「裁判するぞ?」くらいの勢いになっちゃってるみたいです。
普通はそこまでやるつもりは、とりあえずはないと思います。どうやらこの報告フォームのどこを見ても「相手に個人情報が伝わります」と書いていないらしく、「日本語訳がカンペキではないのでは?」という声もあります。ですからとりあえず、通報の際に住所氏名などの個人情報を求められたら一度踏みとどまってみた方がいいかも知れません。
【関連】Twitterで通報をする方法
上で紹介している方法はもっとライトな通報の方法です。こちらから著作権侵害を通報することもできるので、試してみてもいいかも知れません。ただし、住所や名前を記入する欄が出てきたらそれ以上進まない方がいいでしょう。裁判までするつもりがあれば別ですが・・。